押してダメなら引いてみる、発想の転換
こんばんは、つばきです。どうなるかと思ったダブル台風は、思ったより静かに通りすぎてくれましたね。でも、たくさん雨が降った地域もあったようですね。今年は雨が多いのでしょうか。地球の水分子の量って、一定なのかな…?(ソボクナギモン)
先日、ある方とお話しをしていたとき、もう、直接体当たりで働きかけるのはいいんじゃないか…と感じたことがありました。彼女は、ご家族に対して本当にいろいろとがんばったと思います。周囲の反対もあったけれど、自分なりに体当たりしてきたそうです。
でも、やりきった感はあっても、もう彼女はカラダも心も疲れてしまったようで…。
私も、親に対して本当に体当たり出来たのかはわからないけれど、現実的な対応は自分なりにがんばったつもりです。
でも、この家族に対する現実的な対応などの働きかけというのは、家族であるがゆえにコントロールが強くなってしまいます。「こうしたらいいのに…、なんでこうしないんだろう…」と、最初は軽い疑問であったとしても、相手が思い通りにならないことに、だんだんと怒りの感情が出てきます。
そして、事あるごとに言い争いになってしまい、心は疲弊するばかり。でも、見捨てることも出来ない…。そして、顔を合わせればまた言い争いになる…、そんなことの繰り返しです。
先の見えない不安は、どんどん大きくなって、抜け出せないスパイラルに入り込んでしまう。
でも、それは、直接相手をどうにかしようとするから、起こってしまうことなのかもしれません。
もちろん、一緒に暮らす家族ならば、直接対応することは大事なことかもしれない。
でも、私の経験からすると、家族だからと言って一緒に暮らすことや、直接関わることが必ずしもいいことだとは思いません。
一緒に暮らさなくても、直接関わらなくても、出来ることはたくさんあるから。それは、意識とか目に見えない部分のことにもなってしまうけれど、現実的な対応をしてもどうしようもならないのなら、自分がボロボロになる前にちょっと視点を変えて行動してみてもイイんじゃないかと思うのです。
そして、自分の視点が変わっていくと、言動も変わり、周囲の状況も変わっていくはず。
人って、怖いと感じるときほど、右のものを強引に左に変えようとしたくなる。でも、直接チカラを加えれば、どちらにもダメージがかかるだけ。
私は、そんなことを家族から学べたので、強引に人やものを動かすのは苦手なんです。自分が視点を変えればイイ。ちょっと難しいけど、これが平和的だなって思います。
そう言えば、メキシコでも「その視点面白いな~」と思うものがありました。
上の写真は、メキシコシティーのカテドラルの中にあった、大量の鍵です。私が記憶しているガイドさんの説明によると、人の悪口を言ってしまった時に、「もうそんなことはしません」と、口に鍵をかけるように、ココに鍵をかけるのだと聞きました。「へぇ~、その発想面白い!でも、いくつかけてもきりがない!?」なんて思ってしまいましたが、明るい?反省方法だなと思いました。
(が、ネットで調べてみたら、泥棒除けの奉納と書いてあるブログがあり、おちょくられたか?ワタシ^^;)
そして、この写真はなんだと思いますか?
右側は壁になっています。そして、グリーンの部分は30センチ四方ぐらいです。これが、街のいろんなところに描かれているそうです。
なんと!これは「避難場所」を示すマークなんだそうです^^; この白い丸のところに避難しろって言うのです。どうやらメキシコ人のジョークらしいのですが、公共の場に堂々と描かれているところは、日本では考えられないですよね。でも、いいな~この感性、と私は思っちゃいましたけど^^
あ!これもガイドさんのガセネタだったりして…(苦笑)。でも、人に迷惑をかけたり、不愉快にしないガセネタなら、まあいいかな~と思ってしまう、私もガセ!?(ジョウダンデス!)
こころよりすべてに感謝。つばき紀子
2013年10月26日